還元主義の帰趨 ― 「アートと音楽 新たな共感覚をもとめて」展


展覧会カタログ評が学術雑誌『比較文學研究』に掲載。
東京都現代美術館にて、2012年10月27日から2013年2月3日にかけて開催された展覧会「アートと音楽 新しい共感覚をもとめて」(坂本龍一 監修) [*url]に展示されていた作品とカタログについての美術批評。




「還元主義の帰趨 — 「アートと音楽 新たな共感覚をもとめて」展」
著 者|三松 幸雄
掲載誌|『比較文學研究』 第99号
編 輯|東大比較文學會
収録頁|171-76
発行所|すずさわ書店
発 行| 2014年8月31日


東京都現代美術館 「アートと音楽」展覧会概要 [*url]
「アートと音楽」(東京アートミーティング第3回)公式ホームページ [*url]




おもにジョン・ケージ(× マノン・デ・ブール)《4′33″》、セレスト・ブルシエ゠ムジュノ《クリナメン》、坂本龍一+高谷史郎《collapsed》、カールステン・ニコライ《ミルク》および《干渉の部屋》、フロリアン・ヘッカー(× ロビン・マッケイ、カンタン・メイヤスー、エリ・アヤシュ)《3 Channel Chronics》、大友良英リミテッド・アンサンブルズ《without records》、池田亮司《data.matrix [n°1-10]》について、紙幅の範囲内で論述。
そのほか、異なるメディウムのあいだで情報やデータの変換が行われる際に生じるいくつかの(制作・方法論と理論にまたがる)問題について考察。







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