Beyond Extinction, Even: Arakawa Shusaku and the Architecture of Life

※ 2016年に行った講演、覚書


講演:
2016年3月14日(月)
「亞洲共同體與語言、文化、消費」國際講座の一環として
於 文藻外語大學(台湾・高雄市




Art and Its Afterlives, I/II
I. Beyond Extinction, Even: Arakawa Shusaku and the Architecture of Life
II. ... hands moving, silence, distant echo... Takahashi Yuji, from words to music


邦題:
「芸術、その死後の生 I/II」
I. 絶滅の彼方へ、さえも ― 荒川修作と生命の建築
II. … 手のうごき 静寂 遠い響き … 高橋悠治、ことばから音楽へ


日 時: 2016年3月14日(月) 下午3:05~
会 場: 文藻外語大學 [*url] 至善樓13樓國璽會議廳












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アガンベン、ナンシー、バディウ ― ハイデガーと「脱構築」以後

共著 『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局) 公刊


出版社サイト[*url] (書誌情報・内容説明・目次ほか)




アガンベン、ナンシー、バディウハイデガーと「脱構築」以後」の項目を担当。




内容紹介: 「生涯の思索をつぶさにたどった決定版の入門書『ハイデガー読本』の続編。古代以来の哲学史現代思想の流れのうちにハイデガーを位置づけ、その開かれた窓を通して精神史全体を眺望する。」




続・ハイデガー読本

続・ハイデガー読本







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「芸術」以後 ―― 音楽の零度より ジョン・ケージ

共著 『21世紀の哲学をひらく』(ミネルヴァ書房) 公刊


出版社サイト[*url] (書誌情報・内容説明・目次ほか)




「「芸術」以後 ― 音楽の零度より ジョン・ケージ」の章を担当。




書籍 内容紹介: 「本書では、多様化と分散を続け、不透明さを増しているようにみえる現代の哲学・思想の論点を探るための水先案内人となるべく、現代を代表する哲学者・思想家が共有している根本的な論点を究明し、読者がみずから思考する入口を提供することを目指す。」










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「芸術」以後の芸術 ―― あるいは「人間主義」以後のポイエーシス


今春刊行された芸術人類学研究所の紀要に下記の短い散文/論考を寄稿。




[書誌情報]
題 名:「芸術」以後の芸術 ― あるいは「人間主義」以後のポイエーシス
著 者: 三松 幸雄
出版者: 多摩美術大学 芸術人類学研究所 [*url]
掲載誌:『Art Anthropology』 10号
発 行: 2015年3月31日






「絶滅」以後 ― 6度目の「種」の大量絶滅の予兆、人新世における ― そして「人間」(およびその様々な観念)と強く結びつけられた文化形式としての「芸術」以後の、別の芸術あるいはテクネー/ポイエーシスへの問い。




なお、本文中で引用した高橋悠治氏の文章の出典は、秋山邦晴『日本の作曲家たち(上)』(音楽之友社、1978年)、86頁。1970年8月、万国博覧会の鉄鋼館で、内外の作曲家・音楽家たち十数名を集めて開かれた公開シンポジウムでの記録による。







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「出来事の詩学」 (美術/講演)

去る3月21日、滋賀県MIHO MUSEUMにて講演。







題 名: 出来事の詩学
日 時: 3月21日(土) 午後2時より
会 場: MIHO MUSEUM 南レクチャーホール [*url]




「バーネット・ニューマン: 十字架の道行き ― レマ・サバクタニ」展に関連して、同画家の芸術に関する考察・議論を提示したうえで、展示中の連作 The Stations of the Cross の各画面および連作の全体について、記述と分析、読解/解釈を行った。







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「バーネット・ニューマン: 十字架の道行き ―― レマ・サバクタニ」展

滋賀県のミホ・ミュージアムで開催されている展覧会、「バーネット・ニューマン: 十字架の道行き ― レマ・サバクタニ」展にて、ニューマンの文章の翻訳および共編で参加。
会期: 3月14日(土)〜 6月7日(日)



文章は展覧会の図録に所収されているほか、パンフレットや会場内の各種資料にて使用。
関連する文章と書誌情報は以下の通り。


「ステイトメント」 [翻訳]
「14留の十字架の道行き、1958-1966年」 [翻訳]
「対話: バーネット・ニューマンとトーマス・B・ヘス」(1966年)より [翻訳・共編]
「テクスト抄」 [翻訳・共編]
『Barnett Newman: The Station of the Cross, lema sabachthani』
 (Miho Museum / National Gallery of Art, Washington 2015年)




図録において邦訳はいずれも英語原文とあわせて掲載。






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[翻訳・解題] ケアリー・ウルフ「言語・表象・種 ― 認知科学 対 脱構築」 『思想』 第1088号

 岩波書店『思想』12月号(第1088号)のデリダ特集(「10年後のジャック・デリダ」)に翻訳と訳者解題を寄稿。




「言語・表象・種 ― 認知科学脱構築
著 者|ケアリー・ウルフ
翻訳・解題|三松 幸雄
掲載誌|『思想』 第1088号   収録頁|196-222
発行所|岩波書店 [*url]    発 行| 2014年12月5日
岩波書店 『思想』 第1088号目次 [*url]


原文 書誌情報|
Cary Wolfe, “Language, Representation, and Species: Cognitive Science versus Deconstruction”, What Is Posthumanism?
[Posthumanities, vol. 8] (University of Minnesota Press, 2009) [*url]




 論述のひとつの骨子:脱構築の諸「概念」 ― たとえば補綴、代補、痕跡、およびそこから生じる思考の様々な筋道 ― と、おもにジャック・デリダ『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(原著 2006年; 鵜飼哲筑摩書房、2014年)における「動物」論を踏まえたうえでなされる、人間主義 ヒューマニズムの諸原則を前提ないし擁護する或る種の認知科学とその哲学に対する批判的な考察。
 議論のこの側面は、筆者のウルフによって構成された、デリダダニエル・デネットのテクストのあいだで交わされる論争の形態をとっている。
 その他、進化生物学・進化人類学や、理論生物学(オートポイエーシス)、ラカン精神分析などの領域にかかわる言語理論の検討も行われている。







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